こんにちは♪つくるっぺいスタッフ鈴木です。
今回は大人気の「吹きガラス体験」の内容を大公開!!
吹きガラス、挑戦してみたいけどやったことがないという方も多いかと思いますので、
当館ではどんな流れで行っていくのか、実際に体験した内容をレポートしていきます。
まず最初に、受付を済ませます。予約時間の15分前までにお越しください。
展示されたサンプルから自分の作りたい種類や色などを選んでいき、申込書に記入していきます。
受付が済んだらガラス工房に行き、いざ体験スタート。
スタッフさんが明るく挨拶してくれます!
まずは、申込書の内容を一つずつ確認していきます。
内容の確認が済んだら、いよいよ作業開始です。
まずは熔解炉の中から、溶けたガラスを巻き取っていきます。
こちらは大変な作業なのでスタッフさんがやってくださいますが、
自分も近くまで行くと想像以上の温度…!ものすごく暑いです…。
竿に巻き付けたガラスを、グローリーホールという炉の中でくるくる回して形作っていきます。
なんだかすでに愛着が湧いてきました…。
次に、色付け作業です。
色のついた粉ガラスの上を転がして色を付けていきます。
色ガラスは温めたガラスにすぐ溶けてしまうので赤い色をしていますが、
出来上がりの色はこの後のお楽しみに…。
さて、今度はいよいよ吹きガラス。
竿の中に息を吹き込んでいくのですが、意外と難しく…。
コツをつかむのに時間がかかりますが、スタッフさんが丁寧に教えてくれるので安心です。
そのあとは、泡の加工を入れるために重曹を溶かした水の中へ。
重曹の力で泡が入るんだそうですよ。面白いですね!
熱いガラスを水の中に入れるので、ジュっと音がします。
今はまだガラスが少し白くかすんだようにしか見えませんが…
後々ガラスを大きくしていくと泡が目立ってきますよ。
次に、水に濡らした新聞紙をあてて、元となる形を整えていきます。
さっきより膨らんできましたね。
この温める→吹いて形作るという作業を何度か繰り返してある程度の形になったら、
次は「ポンテ竿」と呼ばれるもうひとつの竿に付け替えていきます。
ここはスタッフさん2人がかりの大がかりな作業。
溶かしたガラスを付けた新しい竿をガラスの底部分にくっつけます。
これも自分で作業するのでドキドキです…。
両面に竿がついた状態で、切り離す場所(グラスのふちになる方)に傷をつけてから、
もともとついていた方の竿をコンッっと叩くと、ガラスがポロッと取れました。
あまりに一瞬のことでおののいています。
そろそろ終盤の作業になってきました。
今度はグラスのふちを広げて、口を作っていきます。
さて、口を広げたら、ガラスを竿から外す処理です。
ガラスがだいぶ冷めてきて、うっすら色が出てきましたね。
竿がついていた場所はそのままだとギザギザしているので、
最後にバーナーで炙ってつるっとした底にしていきます。
これで徐冷炉に入れて、一日かけてゆっくり冷ましてけば完成!!!
おしゃれなグラスが出来上がりました☆
今回作ったのは、グラスの下部に気泡が入った「ロックグラス」。
6月までの限定なので、ぜひみなさん世界の一つの手作りグラス、作りに来てくださいね♪
吹きガラス体験 | 体験のご案内 | 磐田市新造形創造館 (iwata-souzoukan.jp)