現在開催中の3WAY展特別企画、作家インタビュー第三弾!!!
今日は熊倉 愛のご紹介をしていきます。またまた制作の様子と併せてご覧ください♪
熊倉 愛(KUMAKURA AI)
【出身地】岐阜県
【出身大学・専攻】愛知教育大学 現代学芸課程 造形文化コース
熊倉さんは2020年から当館専任講師に着任され今月で丸2年のキャリアですが、学校を卒業されたばかりとは思えない活躍ぶりでこれからの創造館をリードしていただく存在です。ご本人はほんわかと優しく控えめな印象ですが、随所にお茶目でサブカル志向な面が見え隠れするとてもキュートで面白い方です。
それではここから質問コーナー。熊倉さんの言葉は赤字で表記しています。
【なぜガラス作家になったのか。きっかけは?いつ決めた?】
大学で吹きガラスに出会い、学部3年生の時に4年間という短い期間ではガラスについて学びきることはできないと感じ、仕事として吹きガラスを続けることで、学びをもっと深めていきたいと思ったのが、きっかけです。
【幼少期~中高生の頃に自分の現在の芸術観に影響を受けた作品・人物など】
高校の美術の先生
とても怖い人でしたが、デッサンの基礎から芸術の向き合い方を教えてくれた恩師です。先生に出会っていなかったら、別の仕事をしていたと思います。
【現在インスピレーションを受けているもの】
黄昏時の空と海
【創作以外の趣味やライフワーク】
カメラ 旅行 ぬい撮り
旅行先で写真を撮るのが好きです。最近は遠出ができないのでぬい撮りをしています。
(※解説:ぬい撮りとは、画像1枚目のようにお気に入りのぬいぐるみやフィギュアを主役にして撮影する遊び方で、主にSNSで若い女性を中心に人気があるそうです。また、この男性はとあるゲームのキャラクターの模様。色々なところに連れて行ってもらって大はしゃぎしていますね!)
【これからものづくりに関わるアーティストを目指す子供たちにメッセージを】
ものづくりで、どの分野にしようか迷ったら是非“吹きガラス”を視野に入れてみてください。ガラスというのは“もの”は身近でも、制作過程に関しては馴染みのない素材だと思います。それなのに、“ガラス”という分野は、学びの場が少なくなっているのが現状で、作家人口も他の素材に比べて少ないです。こんなにも面白い素材なのに、もったいないと思います。
今回の展示を見て、少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。
【意気込み】
今回は、自分の中で“カラフル”というテーマで制作を行いました。
このご時世なので、難しいとは思いますが、たくさんの人に見てもらいたいです。
熊倉さんがおっしゃる通り、今回の作品展では美しい色が際立った作品が多数出展されています。
胸弾ませるような可愛らしい作品から、アーティスティックな大作まで見ごたえたっぷりですので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。
ぜひ会場にお越しいただきゆっくりご鑑賞ください!
全3回に分けてお送りした3WAY展作家インタビュー、最後までお付き合いいただきありがとうございました☆
会期はまだまだございまうので、ぜひ足をお運びください。
皆様のご来館心よりお待ちしております。
3WAY 創造館ガラス作家展
2022年3月5日(土)~27日(日)9:30-17:00
会期中休館日:3/7(月)、14(月)、22(火)