板ガラスをカットしてつなぎ合わせ、さまざまな形や図柄を作り出すもので、そのつなぎ方によって大きく分けて二つの方法=「コパーテープを使った作り方」と「鉛線(鉛桟、ケイム)を使った作り方」に分類することができます。以下に簡単にそれぞれの作業工程を説明しますが、二つの方法を組み合わせてより多様な表現をすることもあります。



鉛線を使った作り方はこちらへ

コパーテープを使った作り方はこちらへ

 デザインに合わせてカットした板ガラスを、断面がH型をした鉛線で挟み込んでつなぎ合わせます。古くからある技法で、教会を飾る宗教的なテーマのステンドグラスなど、主に建築物の窓の平面的なデザインに用いられています。多くの場合、カットしたガラスにグリザイユやエナメルなどの絵の具を用いて細かな絵模様を描き、炉に入れて焼き付ける「絵付け」と呼ばれる工程を経ることで、より絵画的な表現を可能にしています。
デザインを決めます。

ガラスを選びます。

原寸大の型紙を作ります。(2枚)
型紙のうち1枚をパターンばさみで切り離し、鉛線の入る隙間を取ったガラスカット用の型紙を作ります。
切り離した型紙に合わせてガラスをカットします。
カットしたガラスのバリをルーターで削って整えます。
もう1枚の型紙の上にガラスを並べて、各パーツの形や大きさ、全体のバランスを確認します。
※必要ならばルーターで削るなどの修正を加えておきます。
※「絵付け」をする場合はこの段階でします。
鉛線をそれぞれのガラスの縁に合わせて組んでいきます。
鉛線のつなぎ目をハンダでとめます。
ハンダ付けした部分をクリーナーで洗浄します。
鉛線とガラスの間にパテを詰め、ガラスを固定します。
余分なパテを取り除きます。
おがくずで全体を磨き上げます。
パテの乾燥を待って完成。
板ガラスをカットしています。 カットしたガラスに合わせて鉛線を曲げ、全体を組み上げていきます。 完成作品例。当館エントランスの看板中央部分。絵付けを施してあります。



 デザインに合わせてカットした板ガラスの周囲に銅で出来たテープ(コパテープ)を貼り付け、テープの上をハンダ付けしてつなぎ合わせます。細かいデザインやランプシェードのように曲面をもつデザインに用いられる技法で、ボビーとしてのステンドグラスの技法としてはこちらの方が馴染み深いものかもしれません。小さいもの、いろいろな形をしたものを作ることができるので、自由に創作することができます。

デザインを決めます。

ガラスを選びます。

原寸大の型紙を作ります。(2枚)
型紙のうち1枚をパターンばさみで切り離し、コパテープの入る隙間を取ったガラスカット用の型紙を作ります。
切り離した型紙に合わせてガラスをカットします。
カットしたガラスのバリをルーターで削って整えます。
もう1枚の型紙の上にガラスを並べて、各パーツの形や大きさ、全体のバランスを確認します。
※必要ならばルーターで削るなどの修正を加えておきます。
ガラスの小端にコパテープを巻きます。
ハンダ付けをします。
ハンダ部分をクリーナーで洗浄します。
ハンダ部分をパティーナで着色します。
ハンダ部分にワックスを塗り、全体を磨いて仕上げます。
板ガラスをカットしています。 カットしたガラスの周囲にコパーテープを巻きます。 コパテープをハンダでとめていきます。

★★詳細は講座のページへ★★





岩平 朋美 

画像をクリックすると紹介ページに飛びます








工房案内のページへ戻る



このサイトに掲載されているすべてのテキストと画像の無断複製・流用を禁じます。
Copyright (C) 2005 Public Glassmaking and Metalworking Facility All Rights Reserved